
今回は宅配クリーニングの選び方について徹底解説します。
「宅配クリーニングに興味はあるけど、どうやって利用したら良いかわからない・・」
「宅配クリーニング選びで失敗しそうで不安・・」
という方に、失敗しない宅配クリーニング店の選び方をご紹介します!
これから宅配クリーニングの利用を考えている方、実際に利用してみて納得いかなかった方は、ぜひ参考にしてくださいね。
宅配クリーニングの選び方で失敗する6つの落とし穴
宅配クリーニング店選びでよく失敗する、6つの落とし穴をご紹介します。
そんなところに落とし穴が!?という内容もあるので、しっかりとチェックしておいてくださいね。
失敗例1.安いけどブランド服がほつれた
「安いからここでクリーニングしたい!」
「割引があって、ここが安いからクリーニングをお願いしよう!」
と最安値店でクリーニングをお願い。
返ってきた衣類を見て、ほつれていてがっかり・・なんていう経験をした方は多いのではないでしょうか。
特にブランド品などのケアが難しいものは、料金だけでクリーニング店を選んでしまうと、失敗する恐れがあります。
ブランド品には、普段から高級衣類のクリーニングをたくさん行っているクリーニング店をオススメします!
失敗例2.料金システムで損をする
宅配クリーニング店には、大きく分けて2つの料金システムがあります。
単体でのクリーニングとパック制度でのクリーニングです。
パック制度の方が1枚の金額が安いからといってパック制度を利用!
いざ、詰め込むときになって、
「意外に詰め込むものがない・・」
「単体の方が安いくついたかも」
なんていう失敗をしてしまいがちです。
自分がクリーニングしたいものがどれくらいあるのか、何をクリーニングしたいのかを明確にしておくことで、ベストな料金システムを選ぶことができますよ!
失敗例3.集荷バッグに入らない事件
集荷バッグがあるところは、自分で箱などを準備する必要がないので、助かりますね!
しかし、集荷バッグも宅配クリーニング店によって大きさが様々。
サイズを事前に確認していないと、詰め込む時になって予定していた衣類が全部入らない・・なんていう事件がおこります。
宅配クリーニング店によって、
・幅広のバッグ
・柔軟な素材のバッグ
・小さめのバッグ
など、本当に種類が沢山あります。
しっかりと事前に確認しておきましょう!
失敗例4.取り扱い“除外品”で戻ってくる
クリーニング店によっては、公式サイトにて、クリーニング衣類について、取り扱い出来るものと出来ないものをはっきりと記載しているところがあります。
公式サイトをチェックせずに、クリーニングをお願いすると、取り扱いがなく、返ってきてしまう場合がありますよ!
こんな感じで、公式サイトには記載されていることが多いです↓
洗えるもの
衣類、タオル、シーツ、ベッドパット、タオルケット、アクリル毛布洗えないもの
スーツ、コート、アイロンが必要なプリーツスカート、アクリル以外の毛布(綿、毛、獣毛など)、枕、クッション、綿を使用した布団、敷布団
気になる宅配クリーニング店を見つけたら、必ず公式サイトをチェックして、取り扱い品目について確認しておきましょう!
失敗例5.想定外の追加料金が発生する
宅配クリーニング店の利用の流れでよくあるのが、
- 公式サイトにアクセスし、基本情報を打ち込む
- コース内容や料金などを見て注文をする
- 2、3日後に集荷バッグが届く
- 集荷に来てくれ、クリーニング品を預ける
- 業者に届いたら、検品後、料金の確定の連絡が入る
- クリーニングをお願いする
という流れです。
よくある失敗例としては、料金確定の連絡が入ったときに「こんなに高いの!?」と料金に驚くということです。
料金が大きく変わったのには、事前のチェックをしっかりとしていなかったことが原因としてあげられます。
- 送料はいくらかかるのか
- シミなどがついていて、別料金が取られる可能性はないか
- 追加料金がいるケアが難しい衣類ではないか
ということなどを確認せずにクリーニングをお願いすると、思わぬところで金額がかかってしまいます。
クリーニング基本料金以外にも送料やオプション料金がかかるということを知っておきましょう!
失敗例6.損害賠償に納得できない
衣類のクリーニングをお願いして、返ってきた衣類が色落ちしていたり、ほつれていたりしてがっかり・・
納得できないので弁償してほしい!と業者にお願いしても「うちで責任は取れない!」と跳ね返されてしまうことも稀にあるようです。
そういう業者は、公式サイトを確認すると賠償基準をホームページにて明確に記載していない場合が多いようです。
宅配クリーニング店を選ぶ際には、賠償基準がしっかりと記載されているクリーニング店を利用しておくと安心ですよ!
宅配クリーニングの弁償は賠償基準による
トラブルを防ごうと注意していても、起こってしまうこともあります。
賠償基準等を知らずにトラブルが起こってしまうと、対応しきれませんよね。
なので、ここでは詳しく賠償基準についてご紹介していきます。
賠償基準は大きく2種類
そもそも普段から利用しているクリーニング店はどのような賠償基準なのか、気になりますよね。
宅配クリーニング店の賠償基準は大きく分けて2種類あります。
全国クリーニング衛生同業組合連合会(以下、連合会)の賠償基準と独自の賠償基準です!
多くのクリーニング店がこの連合会の「クリーニング事故賠償基準」を基準にしているので、内容を少し抜粋してご紹介します。
この賠償基準は、クリーニング業者が利用者から預かった洗濯物の処理または受理および引き渡しの業者の遂行にあたり、職務上の相当な注意を怠ったことに基づき法律上の損害賠償責任を負うべき場合に、大量のクレームを定型的に処理するための合理的基準を設定し、これにより公平かつ効率的にトラブルを解決するとともに、利用者の簡易迅速な救済を図ることを目的とする。
多くのクリーニング店が上記の基準を参考にしていますが、中には独自に賠償基準を設定しているクリーニング店もあります。
例えば、リネットのプレミアム会員は業界最高の賠償基準と言われています!
リネットの安心保証は以下のようになっています。
リネットのプレミアム会員の保証
・お届けから30日以内であれば、無料で再仕上げ
・再仕上げに不満があれば対象品を全額返金
・万一の事故時は、対象品の再購入価格を100%補償
これだけの保証があれば、安心してクリーニングを受けられますね!

クリーニング店を選ぶ際には、賠償基準もしっかりとチェックしておいてくださいね。
弁償額の計算例
賠償基準運用マニュアルの第4条と第5条に賠償金額の例が記載されています。
あくまで目安なので、参考までにチェックしておいてくださいね。
賠償金額例
・賠償額=物品の再取得価格(事故発生時における同一品質の新品の市価)×物品の購入時からの経過月数に対応して別表に定める補償割合
・洗濯物が盗難や火災で紛失した場合など、上記の算定基準が妥当でない場合
(1)ドライクリーニングの場合:クリーニング料金の40倍
(2)ウエットクリーニングの場合:クリーニング料金の40倍
(3)ランドリーの場合:クリーニング料金の20倍
繰り返しますが、これはあくまで目安です!
状態によっても変わってくるので、参考までに頭に入れておいてくださいね。

なので、クリーニングから返ってきたらすぐに、衣類の状態を確認しておくようにしましょう。
最低限信用できるマークは3つある
最低基準で、信頼しても良いマークは3つあります!
クリちゃんマーク、LDマーク、Sマークの3つです。
クリちゃんマーク
クリちゃんマークは、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県のクリーニング組合加盟店で使用されているシンボルマークです。
丁寧な仕事をモットーとするお店が多いのが特徴です。
LDマーク
LDマークは連合会に加盟しているクリーニング店です。
万が一、トラブルが発生したときには、「クリーニング事故賠償基準」に基づいてトラブルの対応をしてくれます。
Sマーク
Sマークは、厚生労働省大臣が認可した「クリーニング業の標準営業約款」に基づいて営業しているクリーニング店です。
こちらも適切な賠償を行なってくれます。
この3つを目安に、クリーニング店を選んでいくと、トラブルが起こっても安心ですよ!
宅配クリーニングの選び方は主にこの3つ!
宅配クリーニングの選び方
- 自分の目的に特化した業者を選ぶ
- 価格・品質・ラクさで選ぶ
- ホームページの分かりやすさで選ぶ
宅配クリーニング店の選び方は主に上記の3つです。
細かく分けてご紹介していきますね!
選び方1.自分の目的に特化した業者を選ぶ
宅配クリーニング店を選んでいく際には、自分のクリーニング利用の目的をはっきりとさせておく必要があります。
シミ抜きをしたい!衣類にハリを戻したい!色あせの修理まで行なってもらいたい!など受けたいサービスはそれぞれ異なります。
自分がどのようなサービスやクリーニングを受けたいのかを明確にしておくことで、クリーニング店も選びやすくなりますよ!
選び方2.価格・品質・ラクさで選ぶ
価格や品質、手間の少なさで選ぶという方法もあります。
特に、注文時の手間が少ないのは助かりますよね!
集荷バッグがあって詰め込みが楽だったり、コンビニ配送があったり、依頼表の書き込みがなかったりと・・クリーニング店によって手順は様々です。
詳しくは公式サイトでチェックしてくださいね。
選び方3.ホームページの分かりやすさで選ぶ
ホームページに、サービス内容やクリーニングの特徴などがはっきりと書いてあったら安心しますよね!
特に初めて宅配クリーニングを利用する方には、見やすいホームページのクリーニング店をオススメします。
見やすいホームページの特徴は
- 直感的に使いやすい
- 料金やお届け日時がわかる
- 取り扱い除外品がわかりやすい
- 宅配キットの有無・サイズが明記されている
- 賠償基準が明記されている
という5点があります。
様々な宅配クリーニング店の公式サイトを見てきて、見やすいな!と感じたのは、リネットとリナビスです。
どちらも宅配クリーニング店の中でもトップクラスの有名店です。
顧客の満足度も高いので、興味がある方は公式サイトをチェックしてみてくださいね!
宅配クリーニングの特徴から自分に合った業者を選ぼう!
宅配クリーニング店の特徴や魅力はそれぞれで全く異なります。
特徴で多いものを細かくあげているので、クリーニング店選びの参考にしてくださいね!
「単品料金式」の宅配クリーニング
「1つだけクリーニングをお願いしたい!」
「高級衣類なので、単体でしっかりケアをお願いしたい!」
という方は単体料金式のクリーニング店をオススメします。
単体料金にもリーズナブルな金額設定のところから高いところまで様々なので、ベストなクリーニング店を選んでくださいね!
「パック料金式」の宅配クリーニング
「家族の物をまとめてクリーニングしたい!」
「季節ものをまとめてクリーニングに出したい!」
という方にはパック式の宅配クリーニング店の利用をオススメします。
パック式の良いところは、1点のクリーニング料金が安くなる場合が多いということです!
家族が多い方にもぴったりですね!
「詰め放題式」の宅配クリーニング
クリーニング店の中には、詰め放題式を行なっているクリーニング店もあります。
指定の袋に詰め込めるだけ衣類を詰め込んでも良いというもの。
詰め込み方次第では、とてもお得になりますが・・実は、あまりオススメできません。
実際に詰め込み式のクリーニング店を利用した方の口コミで多いのは
・集荷バックが小さくて意外と割高になる
・シワや衣類への負担が大きい
・衣類を入れすぎて、袋が破れた
という内容です。
メリットもありますが、デメリットもあるということを知っておいてくださいね。
「高級・丁寧」を極めた宅配クリーニング
クリーニング店の中には、高級衣類やバッグなどのクリーニングに長けたクリーニング店もあります!
丁寧に扱ってもらえ、それぞれの品物にあったクリーニング方法で洗ってもらえます。
他のクリーニング店では断られた品物も受けてもらえる場合もありますよ!
「特殊技能」を極めた宅配クリーニング
クリーニング店には、特殊技能を極めたクリーニング店もあります!
代表的なクリーニング店は、キレイナです。
衣類のプロと呼べるほどの技術者が多く在籍しているキレイナ。
どんな衣類にも対応してくれる、最高峰の宅配クリーニング店です!
キレイナであれば、洗濯表示が全て×になっているドレスや着物などもクリーニングしてもらえます。
キレイナでは、1着ごとに「カルテ」を作成し、顧客からのリクエストや、お願いをしっかり把握してくれます。
キレイナではなんと!
ハンドメイドの衣類にも対応。
ハンドメイドはデリケートで、当然取扱い表示もないので、ケアが大変ですよね。
そんな衣類を、素材や状態を見極め、生地に負担をかけずに極限までキレイにしていくという作業を長年続けてきたのが、キレイナです!
穴あき・レザー・色落ちなどにも対応しているので、助かりますね。
失敗しない宅配クリーニングの選び方まとめ
以上、宅配クリーニング店の選び方でした。
今回、この記事を書くにあたり、改めて実績の多い・知名度が高いクリーニング店の公式ホームページをチェックし直してみました。
やはり、知名度が高いクリーニング店は賠償基準もしっかりとしており、信頼できますね。
しかし、自分で全ての宅配クリーニング店の内容をさらっていくのは大変です。
そんな大変さを解消するために、当サイトでは、それぞれの宅配クリーニング店の特徴や内容、料金などを分かりやすく紹介しています!
ぜひ、自分に合った宅配クリーニング店選びの参考にしてくださいね。